気ままにトーク

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2009年04月25日

仁左衛門さんと♪

いよいよ来春取り壊されることになった歌舞伎座。歌舞伎座といえば東京の顔。パリのオペラ座と同様なのに、それがビルに建て替えられてしまうのは、本当に残念です…。せめてあと一年、この古き良き歌舞伎座で上演されるお芝居はすべて観たい!と毎月昼・夜通っているマユズミです。
そんな中、今月の歌舞伎座は昼の部も夜の部も大好きな片岡仁左衛門さんが出突っ張り!しかも歌舞伎座では八年ぶりの仁左衛門さん(伊左衛門)と玉三郎さん(夕霧)の「廓文章吉田屋」が上演されるとあって、いそいそと行ってきました♪
楽屋お見舞いにも伺いましたが、舞台でも楽屋でも、とにかく素敵な仁左衛門さん!
d=(^o^)=b 一緒に行った友人たちも、メロメロになっていましたぁ!

写真:仁左衛門さんの楽屋にて

さて、昼の部「伽羅先代萩」の八汐は、仁左衛門さんにはめずらしい女形で、しかも悪女(迫力がありましたよ!)。遊び人を演じても、悪女を演じても、どこか憎めず人間味に溢れています。そして上品な色気がある…素敵な仁左衛門さんでした!
八汐も伊左衛門も仁左衛門さんの当り役。どちらも見逃せませんよ!

2009年04月09日

能楽の中にみる脳学

3月25日(水)、渋谷のセルリアンタワー能楽堂にて、シンポジウム「創造する脳−能楽と脳の奏でる情景−」に参加、能楽や脳科学の皆さんと座談会をしてきました。能も脳も専門ではないけれど、以前から、俳句と能には共通することが多いと思ってきました。
また、座談会の前には、新作現代能(夏目漱石の小説『夢十夜』等)が上演され、これまでの私の能のイメージががらりと変わりました!
能も俳句も、余白をいかに創造するかが鑑賞する側に求められます。能の高質な余白を享受できるようになりたいものです。


写真:座談会「能楽の中にみる脳学」の様子
パネリスト:左から鈴木良次さん(金沢工業大学特任教授)、光野桃さん(エッセイスト)、マユズミ、大倉正之助さん(能楽囃子大倉流大鼓)、安田登さん(能楽下掛宝生流ワキ)、入來篤史さん(脳科学者)


写真:大倉正之助さん、安田登さんと


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