「わが妻よ〜!」
ヤマトタケルゆかりの群馬県嬬恋村を訪ねました。
嬬恋村・・・と聞いて、「ああ!あのコンサートで有名な!」と思った方、「ブー(外れ)」ですよ。^^;
コンサートで有名なのは静岡県のつま恋。こちらはキャベツとヤマトタケルで有名な嬬恋村です。
ところで、ヤマトタケルゆかりの地には、"白鳥"とか"吾妻"という地名が多くあります。"吾妻"は『古事記』『日本書紀』に出てくる「吾嬬はや」に由来します。峠(『古事記』では相模の足柄峠、『日本書紀』では上州の碓氷峠)に立ったヤマトタケルは、相模の走水で嵐を鎮めるため入水して夫を救った妻弟橘姫を偲んで「わが妻よ〜」と三嘆したといわれています。
写真:(左)吾嬬はや〜! (右)金運を呼ぶ(?)五つ葉のクローバー
嬬恋村、東吾妻村などを横切る"吾妻川"を辿りつつ、ヤマトタケルの足跡を追いました。
さて、嬬恋村に訪ねた峠は、実は足柄峠でもなく、碓氷峠でもなく、鳥居峠です。しかし地元ではこここそが「吾嬬はや」の地だと信じられてきました。そのわけは…6月24日『読売新聞』(大阪本社版朝刊)をぜひご覧ください!
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写真:(上左)吾妻権現の鳥居と蓮華躑躅 (上右)吾妻山神社 (中)今井神社 (下左)大笹神社 (下右)大笹神社の道祖神