気ままにトーク

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2008年04月28日

散歩中にパチリ!


(左)春のセーヌとノートル・ダム (右)セーヌに浮かぶ船をいつまでも見ていた女の子

(左)芽吹きの下のブキニスト (右)「シャ・キ・ペシュ」釣りをする猫という名の路地

(左)反対側から撮った「シャ・キ・ペシュ」通り。パリで一番短い通りだとか・・・。 (右)
15世紀に建てられたサンス館と八重桜(マレ)

(左)サンジェルマン・デ・プレ通りで (右)春の虹(15区にて)

2008年04月21日

歌舞伎の楽しみ方

今月2日から放送が始まりましたNHK教育テレビ「日本の伝統芸能〜歌舞伎入門」ご覧いただいていますか?
歌舞伎には興味はあるがこれまで観る機会がなかった…一度観たいと思っているのだけれど敷居が高くて…etcと思っていた方には是非観ていただきたい番組です。
歌舞伎座の案内から観劇の楽しみ方、さらには役者さんの役づくりの話などその舞台裏まで歌舞伎の魅力をたっぷりとご紹介していきます。
全5回のこのシリーズ、第1回〜第4回までを十五代目片岡仁左衛門さんに、第5回は十代目坂東三津五郎さんにお話を伺っています(お二人とも素敵でしたよ〜!)。
テキストもあわせてお楽しみください!
 ≪NHK教育テレビ「日本の伝統芸能〜歌舞伎入門」放送のご案内≫
  第1回放送  4月 2日〜30日(再放送 4月8日〜 5月6日)
  第2回放送  7月 2日〜30日(再放送 7月8日〜 8月5日)
  第3回放送 10月 1日〜29日(再放送10月7日〜11月4日)
  第4回放送 12月31日〜1月28日(再放送1月6日〜2月3日)


写真:(上左)憧れの十五代目片岡仁左衛門さんと (上右)仁左衛門さん、NHK高橋アナと (下左)スタジオ収録風景 (下右)最終回は句会の仲間でもある坂東三津五郎さんと

2008年04月10日

束の間でしたが…♪春爛漫の週末♪

パリは4月に入っても雪が降り、春寒(…というか、気分的には厳寒…)の日が続いています。今年のこの寒さは異常気象のようですが、春先パリは毎日のように強風や霰をともなうにわか雨に見舞われるそうで、これを「ジブレ」と呼ぶそうです。パリ歳時記が出来そうですね!歳時記といえば、「白アスパラ」が店先に出始めました。こちらもパリ歳時記に入りますね!日本のレストランで食べるととってーも高いので、毎日のように買ってはアパートで茹でて食べています(貧乏性なものでぇ…(^-^;)。
さて、そんな中で、ほんのひととき晴れてあたたかくなった週末に、リュクサンブール公園まで散歩に行ってきました♪
写真はリュクサンブール公園でのショットです。地元の人も観光客も、家族連れも恋人たちも、新緑や花の中で、思い思いに束の間の”春”を楽しんでいました♪


写真:新緑と花が美しいリュクサンブール公園の昼下がり

2008年04月04日

今年はフランスでお花見♪

パリ日本文化会館で、俳句の講演と朗読会があり、一年ぶりにパリにやって来ました。3月のパリは初めてですが、桜や連翹、雪柳、木蓮などの花が満開で、セーヌの柳も芽柳になっていて、目を見張るような美しさです。今年のパリは暖冬で、既に2月から春らしい陽気と事前情報では聞いていたのですが…、ナント私が到着した日から寒波に襲われ、連日雪や霰が降っています。"雪女マユズミ"、やっちゃいましたァ!(*^^*)v

 
写真:(左)パリ日本文化会館での講演 (右)パリ日本文化会館での朗読会

さて、21日にパリ日本文化会館で行われた講演会には、たくさんのフランス人が来てくれ、熱心に俳句の話を聞いてくれました。今回は翻訳家で友人のコリーヌ・アトランさんが通訳を買って出てくださり、また、昨年パリに滞在した折に、お会いしたフランス俳句協会前会長のドミニク・シポーさんも奥様とナンシーから駆けつけてくださいました。シポーさんが拙句をフランス語に訳してくださったので、一緒に朗読しました。バーレーンに続き、今回も榎戸ふゆきさんにお琴の演奏をしていただきました。

 


写真:(上左)トムリ村の桜 (上右)友人宅の庭で花見の宴 (下)フォンテーヌブローの森に残る"王様の道"と花屑

さらに23日には、パリから特急で40分程のフォンテーヌブローのトムリで、俳句の朗読会を行いました。フォンテーヌブローはかつて王達が狩を楽しんだ森で、広大な城(フォンテーヌブロー宮殿)も残っている風光明媚な地です。昼過ぎにトムリに到着した私たちは、コリーヌさんのご自宅を訪ね、満開になった庭の枝垂れ桜の傍でお花見ランチとなりました。ちょうど桜の季節に外国に来てしまったので、今年はお花見ができないなァ…とあきらめていましたが、思いもかけずフランスでお花見をすることになりました!お花見の後はしばしフォンテーヌブローの森を散歩♪森には「王様の道」と名付けられた古い石畳が残っています。「ナポレオンも歩いたかもしれないねぇ」などとおしゃべりに花を咲かせながら、芽吹きのはじまった森を歩きました。

 


写真:(上左)朗読会の会場となった邸宅 (上右)朗読会の会場 (下)打ち合わせ風景(通訳のコリーヌさん、榎戸さんと)

夜はコリーヌさんの友人宅で朗読会。セーヌ河の畔に建つこの家は、古い井戸の残るとても素敵な邸宅です。プチ・ホテルも兼ねたこの邸宅に泊めていただき、朗読会の後も食事をしたり、ワインを飲んだりしながら、深夜までおしゃべりを楽しみました。皆を見送りに外へ出ると、車の屋根に雪が積もっていました。「桜に雪だよ!俳句の世界だね!」とフランス人の友人の一人。フランスと日本が、俳句でつながった花の夜でした。


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