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ギザのピラミッドで元旦の生中継のリハーサルを行っていると、突然パトカーの音（ピーポーピーポー）と共に長い車列が！
サルコジ・フランス大統領と噂の恋人がピラミッド見学に来たのです！
そういえば、２日に中継するルクソールにはブレア首相が来ているとか。
ヨーロッパの人たちはクリスマス休暇中なんですね。
有名人とニアミスにちょっとやじ馬になっているマユズミでした（＾＾；）
写真：（左）ピラミッド登りに果敢に挑戦する武田アナ、下から見守るマユズミ「がんばって〜！」 （右）リハーサル中に遭遇したサルコジ氏と恋人を乗せた車を含む車列
カイロに到着しました。初めてのエジプトです！
元日から三夜連続NHK BShi（元日はNHK総合でも)でエジプトから生中継します。
第一日目の今日は下見を兼ねてギザのピラミッドを見学。ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿・・・etc.とにかくスケールが大きいです。これを4,500年も前に人力のみで創ったとは・・・古代エジプト人はすごい！！
元日はギザ、2日は古都ルクソール、3日はハトシェプスト女王葬祭殿からの生中継です。今回初公開の見どころもいっぱいありますよ♪お見逃しなく！！！
≫ NHKBShi 新春ハイビジョン中継『エジプト文明-母なる大河ナイル』ホームページ
写真：（左）NHK武田真一アナウンサーと （右）NHKの中継車
写真：（左）スフィンクスとピラミッドと私 （右）ラクダがたくさんいました(若干匂います＾＾；)
写真：下から見上げたピラミッド。高い！
いよいよ今宵はクリスマス・イヴですね♪皆さんはどんなふうにクリスマスを過ごされる予定ですか？
私は先週から仕事でニュージーランドに来ています。南島・北島とめぐり、一昨日からオークランドに入りました。というわけで今年のクリスマスはニュージーランドで迎えることに。ところでこちらはただ今夏真っ盛り！これまで様々なクリスマスを経験しましたが、サマー・クリスマスは初めてです。
イヴの今日は、１９９５年のアメリカズ・カップに出場した７６フィートのヨットでセーリングを楽しみました♪オークランドは４人に１人がヨットを所有すると言われ、ゆえに「シティ・オブ・セイルズ（帆の街）」と呼ばれています。“クリスマスにセーリング”は、オークランドならではのクリスマスの過ごし方かもしれませんね。
道行く人はTシャツやタンクトップ姿‥でも街中にはクリスマス・ソングが流れ、ツリーが飾られて、日本のクリスマスとほとんど変わりありません。もちろんサンタクロースだけは、定番の真っ赤な長袖ユニフォーム姿です！
皆さん、素敵なクリスマスを！(^^)／▽☆▽＼(^^)
写真：（上）７６フィートの大型ヨット （中）セーリング中♪ （下左）真夏のサンタクロース（オークランド市内） （下右）ニュージーランドと言えばキウイフルーツ！
愛知県常滑市へ行ってきました。常滑といえば焼き物の町として有名ですよね！特に急須は有名で、うちの母も昔からよく「常滑の急須がほしい〜！」と言っていたのを覚えています。
常滑の焼き物の歴史は古く、平安時代末期まで遡ることができますが、明治に入って近代化に伴い発展を遂げました。上下水道の土管のほとんどは常滑で作られていたそうです。煙突からでる煙で町中が煤け、「常滑のすずめは黒い」と言われたのもこの頃。このように常滑は日本の繁栄を陰で支えてきましたが、昭和３０年以降、塩化ビニール管が土管にとって代わり、また燃料も石炭から重油さらにガスへと変わったことから、常滑の町に無数に立ち、煙を上げ続けた煙突はしだいに役目を終えました。
さて、迷路のように細い路地が入り組む常滑の町は、石畳や塀の代わりに古い土管が使われていて、散策するのにとても楽しい町です。また使われなくなった古い煙突に蔦が絡まる様子も趣がありました。今ではわずかに盆栽鉢や急須が作られていますが、使われなくなった焼き物工場の幾つかはおしゃれなアトリエやギャラリーに姿を変え、様々な作品展などが催されています。また趣味で陶芸をする人たちが古い窯を使い始めたことから、久しく煙りを上げていなかった煙突が甦りつつあります。
蔦や草が生えてしまった煙突、崩れて半分の高さになってしまった煙突‥背丈を違（たが）えながらも、冬晴の空に胸を張って立つ常滑の古い煙突は、町を愛し、それぞれの方法で復活させようと試みる常滑の人々の象徴のようでした。
煙突の背丈を違（たが）へ冬に入（い）る まどか
写真：（上）昔ながらの煙突 （中）再び使われ始めた古い釜 （下左）一枚の古い写真をきっかけに旅が始まりました。 （下右）急須職人の清水さんとディレクターのあっきー
１１月３日（土），４日（日）の二日間にわたり、福島県飯舘村にて第三回「日本再発見塾」を開催しました。今回のテーマは「までい」。までいとは福島地方の方言で”ていねいに”、”じっくりと”、”手間ひま惜しまず”といった意味です。最近流行のロハスやらスローライフなどという輸入品の言葉に踊らされることなく、日本人はちゃんと昔から丁寧にゆっくりと生きてきたのです。というわけで、今回も作家の塩野米松氏や料理人の野��洋光氏、国文学者の高橋世織氏、上野誠氏、国際ラリーストの山村レイコさんやスポーツライターの増田明美さん等講師陣をお迎えして、約１５０人の参加者と共に、２日間を過ごしました。一日目の第一部では地元のお年寄りから実際の「までい」なくらしのお話を聞きました。高野さんは御歳７８歳。１６歳で親の決めた許婚に嫁ぎました。ご主人を早くに亡くされてからは、昼は田畑を耕し、牛を飼い、夜は幼い子どもにも手伝わせながら藁を編んで、女手一つで３人の子どもを育て上げたそうです。６２年前嫁いだ日に着てきたというもんぺ姿で壇上に上がってくださった高野さん。「でも３人ともとても親孝行で幸せです」と語ってくださいました。夜は野��さんご指導の下、地元のおばあちゃん・お母さんたちの手による郷土料理が並び、大夕食会となりました。野��料理人の手にかかってすっかりイメージチェンジした郷土の食材に、地元の皆さんは感歎の声を上げながら舌鼓を打っていました。夕食後参加者は、約５０件の民家にわかれて民泊。どの家も深夜まで話に花が咲いたそうです♪翌朝は各家庭で朝食をいただいた後、増田明美さんとの早朝マラソンや、志野流の若宗匠による香席などを楽しみ、いよいよ平成初（？）の歌垣へ！参加者や講師から寄せられた愛の句・愛の歌に、返句・返歌をつくり、競い合ってカップリングするという趣向。
この日６組のカップルがめでたく誕生♪３０歳男性と７５歳女性のカップルに会場は拍手の嵐。最後は初日に話してくださった地元のお年寄りや講師たちがそれぞれ2日間を振り返り、「までい」をテーマに日本を大いに語り合いました。「自分の人生を人様の前でお話する日が来るとは夢にも思いませんでした。この2日間は人生で最高に幸せな日でした・・・」高野さんの言葉に一同目頭が熱くなりました。「までい」とは、いわゆる都会人がイメージするようなスローライフとはおよそ違うものでした。決して空気の良い田舎でのんびりくらすことではありません。身を粉にして働き続け、今この瞬間を全力で生き切ること・・・それが「までい」に生きるということです。今回の私の”再発見”でした。
（左）飯舘村の野菜と紅葉を使って・・会場入り口の飾りつけ （右）開会式の模様
（左）三班に分かれて村の生活・伝統芸能などを見学、私は大雷神社で獅子舞を拝見☆ （右）頭かじり獅子♪（獅子に頭をかじってもらうと幸せになれるとか？）
（左）会場近くの紅葉 （右）一日目の夕方〜美しい冬夕焼
（左）飯舘村には私が選者を務めた「愛の俳句募集事業」の句碑がナント２５０も建立されています！ （右）わたせせいぞうさんと増田明美さんの「愛の句碑」