気ままにトーク

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2007年06月18日

亜麻色の風

 『乳房喪失』で有名な夭逝の歌人・中城ふみ子の取材で、北海道は帯広へ行ってきました。

 息きれて苦しむこの夜もふるさとに亜麻の花むらさきに充ちてゐるべし

 1954年8月3日、乳癌のため31歳の若さでこの世を去った中城ふみ子。亡くなる一ヶ月前に出版された歌集『乳房喪失』は、歌壇の枠を超えて世間を驚かせました。そのタイトルももちろんのこと、離婚の経験やその後の恋のことなど、臆面もなく詠いあげたふみ子の歌は、一大センセーションを巻き起こします。奔放で恋多き女性だったように思われがちなふみ子ですが、実際帯広に足を運び、関係者にお話を聞くと、まったく違うふみ子の素顔が見えてきました。

 ・・・続きは、ぜひ6月26日読売新聞大阪本社版朝刊掲載の「黛まどかの恋ものがたり(北海道編)」をお読みください!


写真:(上左)帯広図書館での取材風景(ふみ子の実妹野江敦子さん、吉田館長と) (上右)帯広は夏は最高気温+30℃、冬は最低気温−30℃に達するとか! (下左)歌に詠まれた亜麻の花 (下右)護国神社境内での撮影風景


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