第２６回 斑鳩・聖徳太子の道ラジオウォーク
早春のうららかな一日、昨年に続き、今年も毎日放送ラジオの「ラジオウォーク」に参加してきました♪今回のコースは、歌枕で有名な三室山、竜田川を経て、斑鳩三塔として知られる法隆寺、法輪寺、法起寺を巡り、旧中宮寺跡でゴールする聖徳太子ゆかりの道。奈良研究家の青山茂先生、考古学者の猪熊兼勝先生、そして万葉学者の上野誠先生から、それぞれの専門的なお立場でのお話を伺いながら歩くという贅沢この上ない生放送番組です。司会の八木早希さん（近々結婚するらしい・・ますます美しい・・うらやましい・・・）のリードで、全長約８ｋm程のコースをおしゃべり（生放送）しながら歩きます。途中迷子にならないよう大きなロープで出演者とスタッフ一同を囲み、みんなで大きな”縄電車”しながら歩くのです（読者の皆さんにこの情景が伝わっているかイマイチ心配・・）。途中豪華ゲストが代わる代わる登場され、４時間半の生放送を盛り上げます。中でも前回私がハマッたのは、恒例の浜村淳さんによる「浜村劇場」と、中村鋭一さんによる「鋭ちゃんと歌おう」のコーナー。浜村さんはその土地にまつわる歴史を、まるで見てきたかのようにドラマティックに話され、中村さんはその土地に関係なく、毎回「冬の星座」を熱唱されます（春の太陽の下で・・・＾＾；）。でもどちらもすごーく味わい深くて、一年中私の頭から離れませんでした。子供の頃歴史の授業が大嫌いだった私ですが、浜村さんが先生だったら、きっと歴史好きになっていたと思うし、中村さんが音楽の先生だったら、きっともっと自分の歌に自信が持てていたと思います（中村さん、ごめんなさい！）。携帯ラジオを持った約３万人の一般参加者の方も歩きます。
２６年も続いているこの長寿番組。頭も身体も充電＆リラックスできます！皆さんもぜひ来年の２月、ラジオ放送を聴きながら一緒に歩きませんか？
写真：（左）司会の八木早希さん、万葉学者の上野誠先生と （右）浜村淳さんの絶妙なトーク