気ままにトーク

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2006年06月28日

パリ通信

「気ままにトーク」はしばらくプログ「パリ通信」にてお楽
しみ下さい。

2006年06月16日

百夜句会(34夜 in 六本木)

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*写真左は全員集合!右は句会中です(手タレは辰巳琢郎さん)


私が主宰する「百夜句会」(99夜で果てる句会です)の第34夜目を、六本木の国際文化会館にて行いました。この日の参加者は18名。ワインを飲んだり、ご馳走を食べたり、わいわいがやがや♪♯@↑♭≠?(^.^)・・・でもみんな内心は真剣なんです!この日はメンバーの一人で歌舞伎役者の坂東三津五郎さんの芸術院賞受賞のお祝い会も兼ねて行いました。三津五郎さんへの百夜からのプレゼントは、同じく句会メンバーの大樋年雄さん新作のお茶碗(素敵でしたよぉ)でした。新しいメンバー、ポルノグラフィティの晴一君(俳号・余白)も加えて、いつにも増して賑やかな夜となりました。
私の特選句はイラストレーターのわたせせいぞうさんの二句

 白雨や湯あみし君と昼の酒
 香水の記憶に繊(ほそ)き君の腕

2006年06月10日

「日本再発見塾」滋賀県高島市で開催

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6月3日(土)、4日(日)の二日間にわたって第二回「日本再発見塾」を滋賀県高島市で開催しました。「日本再発見塾」は、ジャンルや地域等の垣根をとり払い、地方から日本文化を見直そうという趣旨のもと集った約40名の呼びかけ人を中心に、年に一度「塾」を開き、講師、参加者、スタッフが共に学び、遊び、日本を再発見していこうという試みです。前回は日本の原風景が残る岩手県葛巻町で開催し好評を博しました。今回の開催地高島市は生水(しょうず)の郷。ここの自然とくらしを撮ったドキュメンタリー番組が世界でたくさんの賞を受賞しています。

今回は脳科学者の茂木健一郎さんや増田明美さん、国文学者の高橋世織さん、グラフィックデザイナーの麹谷宏さん、また伝統文化の世界からは、能楽金剛流宗家金剛永謹さん、小川流煎茶家元小川後楽さん、宮大工の小川三夫さん、さらにデジタルアーティストの長谷川章さんや養蜂家の藤原はっち(本名誠太さん)などなどの多彩な顔ぶれの講師がボランティアで集い、高島の豊かな自然の中でおおいに遊び、語り合いました。一日目夜、デジタル掛け軸でショーアップされた興聖寺の本堂で繰り広げられた念仏踊り、琴、篠笛、舞いの競演は神秘的でした!
また増田明美さんといっしょに走るコーナーでは、地元の幼稚園の子供達が参加。いっぱい汗をかいてくれました。
二日目朝は小川流による煎茶会。玉露のひと雫が、世界観を一変させる瞬間を体感…同じ感動を分かち合いました。
講師、スタッフ、参加者が一体となって創り上げる日本再発見塾。日本を再発見するだけでなく、毎回私自身の中にも新たな発見をもたらしてくれます。徹夜で作業し走りまわってくれた学生実行委員会のみんな、ご協力いただいた地元高島市の皆さま、その他協賛、尽力いただいた皆さま、本当にお疲れさまでした!

2006年06月05日

「愛の園遊会」福島県飯舘村で開催

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第5回「愛の園遊会」が福島県飯舘村・あいの沢公園で開催されました。この企画は"愛の村づくり"を推進する飯舘村が、全国・海外に向けて"愛"をテーマに俳句を募集し、入賞した50句を、地元産の御影石に刻み句碑にするというもの。あいの沢公園の池の畔に第1回から第5回までの250の句碑が寄り添うように立っています。
ちなみに今年の応募総数は3608句。うち209は海外から寄せられました!"愛"で村づくりなんて発想が素敵でしょ?句碑に足を止めながらあいの沢の森を歩いていると、心身共に"愛"が満ちてくる感じです。
また今回は親友の増田明美さんの句碑も建立されました。増田さんの句は「歳月を共に味わう土瓶蒸し」新婚さんらしい一句ですね!
今年の入賞作から数句ご紹介します。

百才の母に叱られ暖かし 斎藤ハル
車椅子に妻と春風乗せて押す 安藤秀雄
生御魂忘れ上手になり給ふ 小出昭夫

もっと知りたい方はこちらまで。過去の入賞句が見られます!

2006年06月01日

イーハトーブ二人旅

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荻野アンナさんと『文藝春秋』の取材で宮沢賢治のふるさと岩手県花巻へ行ってきました。アンナさんとの旅は三度目となりますが、アンナさんは母校の先輩でもあり、いつもダジャレ(おやじギャグ?)連発で旅を盛り上げてくださいます!花巻はあいにくの雨でしたが、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、賢治ゆかりの羅須地人協会や賢治記念館、賢治童話村などを訪ねました。途中童話村で、私のペンに付いていたキティちゃん(岐阜・長良川・鵜飼いバージョン)が失踪するハプニングも!アンナさん曰く「きっとキティちゃんは童話村が気に入ったのよ」
いつもどんな時もいっしょだったのに、さよならも言わずに童話村に消えてしまったキティちゃん‥。この顛末は『文藝春秋』8月号をお読みくだされ!


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