※今朝配信の文中にて「触角」を誤って「触覚」と表記しておりました。お詫びして訂正致します。
ぶつかつてまたぶつかつてかたつむり
黛まどか
<季語/かたつむり・季節/夏>
触角(しょっかく)で周囲をさぐりながら、ゆっくりと進むかたつむり。長い方の触角の先端にあるのが眼ですが、明暗しか判別できないので、障害物に行き当たるたび止まり、少し向きを変えてはまた進みはじめます。
幾度ぶつかろうとも挫(くじ)けない…少しずつですが確かなかたつむりの歩みです。
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「俳句でエール!」事務局
(C)2011 黛まどか