「あなたからの一句」
入選句発表
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8月のお題「夕焼」に、326句もの「あなたからの一句」が寄せられました。たくさんの投句をいただき、ありがとうございました。

お寄せいただいた作品の中から、黛まどかが選んだ「今月の一句」(最優秀賞)と入選5句を発表いたします(※表記はすべて作者の表記に従っています)。

■「あなたからの一句」■
■8月入選句の発表!!■

8月のお題「夕焼」
有効投句数:326句

【今月の一句】(最優秀賞)

夕焼けて缶蹴りの鬼暮れ残る
みーたん

≪選評≫
学校から帰った子供たちが、缶蹴りをして遊んでいます。みんなが一斉に散って、鬼だけが残されました。空には夕焼が広がり、入れ替わりに夜がそこまで来ています。缶を守る鬼役の子だけがシルエットとなって浮かび、暮れ残っているのです。なつかしさと情趣溢れる一句。こんなに夕焼が美しい日の翌日は、よく晴れることでしょう。子供たちの明るい未来を象徴するかのような、雄大な夕焼です。
(黛まどか)

【入選五句】

同僚は男ばかりの夕焼かな
もんも

鳥海と夕焼け分かつ日本海
宮下亀彦

前籠の詩集と猫と大夕焼
みかりん

夕焼けのあとの冥さを盆踊り
鶴田隆弘

光り堂大夕焼けを吸い尽くす
山風

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今月の一句(最優秀賞)に選ばれたみーたんさん、おめでとうございます!黛まどか自筆俳句入りサイン本をプレゼントさせていただきます。

今月の一句と入選句
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