Madoka × オペラ
■オペラ「万葉集」(明日香風編、二上山挽歌編)
黛まどか・台本、千住明氏・作曲のオペラ『万葉集』が、フルオーケストラ版にて上演されました。
万葉集最大の女流歌人「額田王」の生涯を描いた<明日香風編>と、「大津皇子」と「大伯皇女」のレクイエム<二上山挽歌編>です。
指揮は大友直人氏(東京交響楽団常任指揮者)。大友氏・千住氏・黛によるプレトークも開催しました。
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黛まどか・台本
オペラ『万葉集』<明日香風編><二上山挽歌編>
(東京交響楽団 東京オペラシティシリーズ 第71回)
日時:2013年1月19日(土) 14:00 開演
場所:東京オペラシティコンサートホール
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■オペラ「滝の白糸」
黛まどか・台本のオペラ「滝の白糸」が2014年1月に高岡(富山)・金沢(石川)、2月に東京にて上演されました。「万葉集」に引き続き、黛まどかが台本、千住明氏が作曲を担当し、泉鏡花の小説『義血俠血』をオペラ化しました。演出は十川 稔氏、指揮は大友直人氏。看板太夫・白糸と法曹を志す苦学生・村越欣弥が紡ぐ愛の歌をぜひご堪能ください。
■合唱:「滝の白糸」アンサンブル・ゾリステン
■管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢(高岡・金沢公演)
東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団(東京公演)
自分の幸せや利益のみをひたすら追い求める人が多い現代に、他者のために一途に愛を貫く白糸の生き方は、本当の幸せとは何かを私たちに問いかけてくる。大和言葉や五七調を用い、日本オペラでしか表現し得ない情趣や余白を紡いだ。同時にそれは世界共通の普遍的なものであると信じている。
黛まどか