CNEWS(セ・ニューズ)紙の社説を紹介します

with コメントはまだありません

フランスの作家でジャーナリストのフィリップ・ラブロ(Philippe Labro)氏がパリで黛と面会した折の話を12月20日付CNEWS(セー・ニューズ)紙の社説に掲載したのでご紹介します。

社説「フィリップ・ラブロ氏の1週間」(CNEWS6面)
「フランスとその乱暴さ、日本とその穏やかさ」(フィリップ・ラブロ論説員)

≪抄訳≫

「詩情」
(ストライキなどを巡る)混沌とした状況の中、パリを訪問中の日本の俳人黛まどか氏と話をする機会を得た。彼女はフランスに来るたびに、 フランス人に俳句を教えているという。何世紀にもわたって続くこの詩法は、17音節で四季の力と自然の重要性を表現することを基本とする。日本でもっとも有名な詩人でもある黛氏は、2011年3月11日の東日本大震災の際には心を痛め、被災者によって詠まれた俳句を収集した。私はこの本がいつか翻訳されるとことを願ってやまない。その日を待ちつつ、「Haikus du temps présent」(ピキエ社刊)に収録された、以下の句を含む黛氏の作品84句を読むこととしよう。

満開の桜に明日を疑はず

記事のサイトはこちらから→ https://www.cnews.fr/la-semaine-de-philippe-labro