言葉(ことのは)サロン
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帰国のご挨拶とメルマガについて
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こんにちは、黛まどかです。

昨年4月より文化庁・文化交流使としてフランスにて活動しておりましたが、3月末で任期を終了し、無事帰国致しました。

渡仏中に起きました東日本大震災により被災された皆さま、避難されている皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。

大地震の一報は、仙台に住む若い友人からのメールでした。「まどかさん、仙台が燃えています」
悲鳴のようなメールでした。その後、何回かやりとりをし、数日後に送られてきたメールにこんなことが書かれていました。
「まどかさん、瓦礫の街の空にきれいな星空が広がっています。ぼくのこれまでの人生の中で、最もきれいな星空です。」
日本人は、古来自然に畏敬の念を持ってくらしてきました。どんな状況にあっても自然に寄り添い、自然を敬う心を忘れないのだということをあらためて思いました。
16年前の阪神淡路大震災の折、被災地でたくさんの俳句が生まれました。
人々は瓦礫の中に花や虫などの小さな命が繋がれていることを見いだし、生きている喜びを俳句に詠いました。そして、紡がれた俳句が人々を励ましました。

言葉は生きる力になると信じています。

そこでメルマガ『言葉(ことのは)サロン』は50回で一区切りとし、4月24日より、読者の皆さんから募集した東日本大震災に寄せる応援俳句を配信していきます。

皆さんの俳句が、被災者の方々の心に届きますよう。

満開の桜に明日(あす)を疑はず まどか

2011年4月17日

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